第 2展示館

第2展示館「民族の試練」館は、1860年代から1940年代、すなわち開港期から日帝強制占領期までをテーマにしています。変化の波が押し寄せた開港期と近代的な自主独立国家へ発展するための改革期を経て、韓民族の長い歴史が日帝の侵略によって断絶し、国権を喪失した日帝強制占領期当時の試練を見ることができます。また、現在まで続いている周辺国の歴史歪曲の現場も目にすることができます。
『独立新聞』創刊号 / 1896

徐載弼によって1896年4月7日創刊一号を出し、1899年閉刊した。
ヨコ 22cm×タテ33cmのタブロイド判サイズの4面構成であり、第1〜3面まではハングルで、第4面は英語で書かれていた。
乙巳勒約全文 / 1905

外務大臣朴齊純と特命全權公使林權助の名義になっている。これによって韓国の外交権が剥奪され、統監が置かれることになった。1905年乙巳年に強制に締結させられたために韓国では「乙巳勒約」といい、日本では「第二次日韓協約」という。
乙巳勒約演出模型

この模型は1905年11月17日特命全権大使伊藤博文が慶運宮( 現在の徳寿宮)重明殿に大韓帝国の官僚を集め、条約を強要する状況を再現したものである。
日本が収奪した生活用品

創氏改名を表す戸籍

皇国臣民の誓詞を書いた小石

日帝強占期、独立運動家が投獄された刑務所の演出模型

朝鮮総督府が設置した刑務所は全国に20箇所に及んだ。独立運動家たちは日帝の警察によって監視、連行されては想像を絶するあらゆる拷問を受け、引いては刑務所の中で殉国する人も多かった。
しかしこのような厳しい弾圧にも挫けず、韓国人の独立運動は粘り強く続いた。