第 5展示館
第5展示館「国を取り戻す」館は、日帝強制占領期の祖国独立を取り戻すため、国内・外の各地で展開された抗日武装闘争をテーマに展示しています。満州地域を拠点に日帝と武装闘争を繰り広げた独立軍の活動と、個人または団体で日帝の侵略機関と主要人物を処断した義烈闘争、そして中国管内で組織され活動した朝鮮義勇隊と韓国光復軍の活動などについて見ることができます。
無名独立軍の像

国の独立を勝ち取ろうと満州と沿海州一帯で日本軍と戦い、自分を犠牲した独立軍の献身的な闘争精神と愛国精神を讃えるため、無名の独立軍の姿を再現した。
血の付いた太極旗

1920年6月、鳳梧洞戦闘の当時、独立軍部隊が持っていたものといわれている太極旗。
独立戦争の状況を演出した模型

満州一帯の抗日独立軍が武装独立軍団を組織し、日本軍と武装闘争を繰り広げる様子を模型に演出したものである。
西路軍政署軍資金領収書 / 1921

大韓民国臨時政府傘下の西路軍政署が軍資金を出した人に発行した領収証。
李会栄の衣服

耕学社と新興武官学校の設立を主導した李会栄(1867〜1932)の衣服。
朝鮮革命宣言 / 1923

1923年1月、上海で申采浩( 1880〜1936)が執筆し、義烈団の名義で発表した宣言文。民衆の直接暴力革命路線に
よる抗日闘争を闡明した。義烈団は1919年11月、満州吉林省において金元鳳などにより創団した。
李奉昌の宣誓文 / 1931

李奉昌(1900~1932)が1931年韓人愛国団に入団し誓った宣誓文。内容は「自分は祖国の独立と自由を回復するために韓人愛国団の一員になり、敵国の首魁を屠戮
尹奉吉の上海義挙の再現模型

1932年4月29日、尹奉吉(1908~1932)は上海虹口公園で行われた日本の上海事変·天長節祝賀式典会場に爆弾を投げ、日本の大陸侵略の首脳部を処断した。
韓国光復軍の署名入り太極旗

光復軍第3支隊第2区隊で活動したムン·スヨル隊員が1945年2月頃、光復軍の同志イ·ジョンスから太極旗をもらった。
1946年1月ムンが他の部隊に転出することになり同僚たちがその太極旗にそれぞれの思いを書き記してくれた。
当時の韓国光復軍たちの愛国心が窺われる親筆署名入り太極旗として価値が高い。(登録文化財第389号)