言語


多くの学者が、ハングルを『世界で一般的に使われている文字の中で最も科学的な文字体系』またはもっと簡単に『世界最上のアルファベット』と呼んでいる。
-リーズ大学ジェフリー・サンプソン教授の著書「Writing Systems: A Linguistic Introduction」より
“世界のどの国の文字にも見られない独創的で科学的な表記体系をもっている。”
– ハーバード大学言語学教授、エドウィン・O・ライシャワー
“世界で最もシンプルで、最も優れた文字である。”
– 「大地」の著者、パール・S・バック
“ハングルは、すべての言語が夢見る世界最高のアルファベットだ。”
– イギリスの歴史家で「Alphabet :How our alphabet changed the western world」の著者、ジョン・マン
世界中の人々が激賞しているハングルは、誕生記録を持つ世界唯一の文字です。朝鮮時代の4代目の王の世宗が創案し、1446年「訓民正音」として刊行しました。ハングルは総28字の子音と母音を組み合わせることによって多様な発音と表記ができる表音文字で、現在のハングルは子音14字、母音10字からなっています。ハングルの母音は、一定の音を持っているため発音記号がなくても読めます。音と文字の対応関係さえ分かれば簡単に書くこともできます。
1997年10月1日、ハングルが持つ合理性•科学性•独創性が認められ、「訓民正音」がユネスコ世界記録遺産に指定されました。また、ユネスコでは「世宗大王賞」を設け、識字運動や言語学的にすぐれた研究を行った人を選び、授与しています。